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作 中村あきら |
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―相手を気遣い、考える……。
スコールは、何気にホールの硝子張りの天井を見上げる。雲一つない、満天に広がる星空をただ眺めた。
―その前に、俺をそう見てくれる相手が存在するのだろうか……
その言葉を聞き入れるかの様に、星が一筋流れた。(本文より) |
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作 中村あきら |
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―……俺は……リノアを……
突然スコールは、走りだした。この気持ちに結論はついていない。そもそも、意味すら分からない。
でも、自分はリノアと離れるわけにはいかない。
それだけは、はっきり理解していた。(本文より) |
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参照/ふわふわ『Shooting Star 2』(予告編) |
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作 中村あきら |
お嬢様には刺激が強すぎたかしらと、二人は後悔しはじめた。
するとリノアは振り返り、二人の手をそれぞれ取る。
「ありがとう。なかなか読める機会がなくて、すっごく嬉しいっ!」 と興奮した口調で言う。(本文より)
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作 中村あきら |
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スコールの徹底した、他人との距離にゼルは寂しさを感じた。
一応、ゼルを気遣っていてくれたようだ。
あくまでも任務上の事であるが、スコールは相手の認識不足を悔いているようだ。
この時、ゼルの中で思いもよらない感情が生まれた。(本文より) |