まよさんの感想文 | |
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もう、とうにあけてしまいましたが(^_^;)
あけましておめでとうございます。まよです。 今年も、石鹸工場様の益々のご発展をお祈りします。 ところで、早速新コンテの『Breathe』を覗いて来ました。 村上春樹さんですね〜!! 実は村上春樹さん、まよの大好きな作家さんの一人なんですよ!(*^-^*) かなり嬉しいものを感じ、カキコんでしまいました。 私は、『ダンス・ダンス・ダンス』から入ったクチなんです。 同じように、高校の時です。友人に借りて、一気にハマりました。 村上春樹さんの小説って、独自の世界観が色濃くでてますよね。 現実の世界のリズムに段々と残されていき、歪んだ世界に(歪んでいるのは、現実?)引っ張られていってしまう主人公達。 その世界の中で、ある者は自滅したり壊れていったり、ある者は自分の出来る精一杯で、生きていこうとしたり。 うーん。上手く言えませんが(苦笑) SALTさんが取り上げていらした『羊をめぐる冒険』の一文。 自分を確実に蝕んでいく、弱さ。それは、生まれる前から定められていた宿命的なもので、更には自分を形作る一つであるって意味、でしょうか。 私も、凄くドキッとした箇所でした。 もう一つ、自分的に印象に残ったところがあります。(おそらく、『羊』だ思うのですが・・・。うろ覚え。苦笑) 『だってあなたはもう、自分の名前すら思い出せないじゃない』 って文です。(うろ覚えだから、違うかも〜) 作中で、どんな状況で出された言葉かは覚えていないのですが。 この文だけは、やけにはっきりと焼き付いてます。 自分の名前を忘れる・・・って、自分の存在すらあやふやだ、そんなイメージが湧いてしまって。胸がキュッと締め付けられてしまうのですよ。 う〜む、やっぱり上手く表現できないよぅ(^_^;) なんていうか、怖いとか恐ろしいとか、そういう感情よりも上に行っちゃっているから、表現しきれない、って感じなんです・・・(訳解らんですね) と、いかん。語り癖が出ちゃいましたね。 村上さんの小説は『羊』『ノルウェー』『ダンス』『クロニクル』くらいしか読んでませんが、その他でオススメのものがありますか? もし宜しかったら、教えてくださいませ〜! |
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2002.1.11(ごきげんな日々より抜粋) | |
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→SALT.NO.1の返信
あけましておめでとうございます。まよさん。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 まよさんもこの作品からですか?奇遇ですね。実は、私もです。同じく友人から借りましたよ。 作品の順序から行くと、逆になるんですよね。 『風の歌〜』『1973年〜』『羊を〜』『ダンス〜』ですね。 そして、まよさんが仰ってます箇所は『羊をめぐる冒険』より 『あなたは自分の名前だってわからないじゃありませんか』 鼠と再会後、山を下りる前夜に見る夢の中でのセリフです。 まるで本を通して自分に対して言われているような気すらしてきます。自分の心を見透かすように問われてるようです。 私も未だどう答えていいのか困ります。 お薦め村上作品は、まよさんがあげられている作品以外で申し上げますね。どれも素敵なんですが、 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』『村上ラジオ』 そして、何よりも読んで頂きたいのは 『アンダーグラウンド』です。(併せて『夢のサーフシティ』内のフォーラムもご覧頂きたいです。) |
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2002.1.14(ごきげんな日々より抜粋) | |
参照/Breathe 2001.12.16 | |
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