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作 優菜麻乃 |
どうして帰ってこれたの?とどこか幼さを残したままの瞳で見上げてくる彼女に、あの歌を歌ったんだ、と答えたのは、ごまかしでもなんでもなく、本当のことだったから。(本文より) |
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作 優菜麻乃 |
…もし、もう一度戦場に立つことがあれば。
ベアトリクスはおそらくもう変わることのない決意を胸の中で呟く。
この人の背中を守るのは私でありたいし、私の背中を預けられるのはこの人しかいない。 (本文より) |
888HIT 一芸披露作品(ぱちぱちぱち)
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作 優菜麻乃 |
小さな水面を覆いつくすように、あふれるような“幸せ”を感じているはずなのに、心のどこかでもっと側にいて欲しいと思っている。ただ彼女の側にいるだけでは何も出来ないからと世界を旅し、そして見聞きしたことを彼女に伝えるジタンの気持ちをわかっていながら、それでもジャスミンの花を摘み取っていた。 (本文より) |
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作 優菜麻乃 |
自分の道は自分で切り開くもの。
そう信じて疑いもしていなかった自分の命の猶予が他の者に定められているのかもしれない。それがたとえ自分の創造主であっても到底受け入れることなど出来るはずもない。しかも、それはもう一つの耐えがたい未来を彼にいとも容易く思い起こさせる。 (本文より)
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『MOON RIVER』 25000HIT キリリク作品 |
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他掲載作品/菜の花郵便局『愛と恋の違い』 |
参照/『時代(とき)の序曲』(予告編) |