あとがき | ||
――仕事の依頼です。
(…どきどきどき) ――お題は『ジタンを泣かせて下さい』。後書き付きで。 (…そうきましたか…) |
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管理人注――下記参照 | ||
というわけで、普段であれば絶対書かない後書きを書いております。
どうして後書きを書かないのかと言うと…単に苦手なだけです。 コメント程度の物でもすごく悩みつつ書くので、後書きなんて書いていたら…ということになってしまいますので。 きっと同じ長さでしたら、お話の本文の方が時間かからないで書けます、はい。 |
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ジタンを泣かせて下さいというリクエストは、率直に言えば大変SALTさんらしいリクだなあ、というのが第一印象でした。
ジタンが泣く、ジタンが泣く…と頭をぐるぐるさせた結果、思いついた場面としては二つ。 その一。テラ崩壊後、自分がジェノムであるという事実を受け止めようとしながらもどうしてもそれまでの生き方から受け止められないジタン。 そのニ。ED後、自分の命の猶予を思い、そしてガーネットを置いて逝かねばならないのかもしれないということを思うジタン。 …で、結局はそのニを書いてみました。 なんでそのニにしたのかと言うと…単に、花束を抱えて窓のカーテンをくぐって部屋に入ってくる姫をぽんと思いつき、あ、書いてみたい光景だなあ、と思ったから…なんですが。 |
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泣かない雰囲気のある人物をあえて泣かせるのは難しいですね、やはり。 それだけの理由とかもないといけないし…ということでなんだかしんみりとしたお話になってしまいましたが(実は、嬉し泣きでなら手持ちのネタがあったので、嬉し泣きでもいいですか?とSALTさんにお伺いしたら、悲しくて泣いてしまうことにして下さい、と却下された、という事情もあります) | ||
とにもかくにも難しいお題でした(笑)
無事に掲載出来てほっとしております。 |
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2001.5.1 優菜麻乃 | ||
告ぐる刻 | まにまに文庫 |
『仕事依頼』 | ||
いつもお世話になっております。SATL.NO.1です。 先日、僭越ながらも25000HITを踏ませて頂きました。 ここに改めましてご報告をさせて頂くと共に、キリリクをさせて頂きます。 | ||
尚、今回は、まにまに文庫編集からの仕事の依頼と受けて下さい。 | ||
お題は『ジタンを泣かせて下さい』です。あとがき付き。 | ||
理由としましては、優菜作品においてガーネットはけっこう泣いている場面が多いですよね。だから今回はその反対です。 ジタンに泣いてもらおうじゃないですか。但し、条件があります。お笑い,わさび等は駄目ですよ。それじゃ意味ありませんもの。 | ||
人は生きていく上において、(実際には涙を流さないまでも)涙する場合が多々あります。 それは、言葉には出来ない思いが叫びが涙となって現れるのだと私は思います。 時には、一人では抱え切れないものもあります。そんなときに傍に誰かがいてくれたときの気持ちはとてもあたたかいです。 誰かがその悲しみを半減してくれる訳ではありませんが、その人の前で素直に泣くことで心が楽になります。 | ||
今回そういった内容にて物語を書いて頂けたらと思います。 | ||
ジタンの年齢等は気にしません。
出来るならば慰めてくれる相手がほしいなーと思いますが、それはガーネットに限る必要もありません。
いっそのこと他の女性にしましょか。(をいっ)
イメージソングはヘンデル作曲の「私を泣かせて下さい」です。ご参考にして頂けると幸いです。 |
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まにまに文庫編集としてはキリリクの長さにも丁度いいのではないかと思っております。ある意味、長々と話されたら『ええぃ、鬱陶しいっ!!』となりかねません。
また、〆切りは優菜さんご自身、他の作品への執筆もあるかと思われますので、どうぞごゆっくりお書き下さい。 |
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ご質問等ございましたら、お聞き下さいね。
あと、こちらは私のお願いでもあるのですが、このメールを公開させて頂くかもしれません。何卒ご了承を頂けると幸いです。 乱文、大変失礼致しました。 |
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2001.3.3 SALT.NO.1 拝 | ||
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