あとがき

 こんにちは、初めての方ははじめまして、中村あきらです。
 前回の『Shooting Star』に続く『Shooting Star 2』をお届けしました。 いかがでしょうか? しかし、感想を頂く前に『話、飛んどるやんっ!』の突っ込みが、あちらこちらから聞こえてきそうです……。 私の我侭で、ど〜うしても『訓練施設』でのアーヴァインとスコールの会話が書きたくて、先に進めさせて頂きました。 にしても、進めすぎ……。
 今回のラスト、本当は『飛空艇ラグナロク』が見えるところまでと、最初の段階では決まっていたのですが、あまりの長さに泣く泣くカットとなりました。 一応これでも短くしたのですが、前回と比べると十分長いですね……。 『メモリアルバム』だと、たった9ページの内容なのに(ラグナの過去無しで……)、どうしましょうか、この先の『エスタ』……。 その前に、『1』〜『2』の間の話も、必要ですよね。だって『2』で、リノアいきなり寝てるしっ!
 
 さて、今回はスコールが“リノアへの気持ちに気付いたかな?”というのと、“一人じゃ生きていけないを実感”というつもりで書いてみました。 「リノア背負って線路歩いてるんだから、実感してるんじゃないの?」と思われるでしょうが、私の中では、彼は十分気付いてません。 この話でのスコールは、自分にはリノアが必要というのは分かっているのですが、それを言葉で表すことがまだ出来ていません。 また、彼は一人でエスタへ行こうとします。何の情報も無いのに。 この時点で、まだ仲間との信頼関係が、築ききれてないのではと思ったのです。 で、気付かせてみました。一人では、何も出来ない、生きていけないということを。 うまく、書き表せていたか不安ですが……。
 何はともあれ、次回は『大塩湖』〜『飛空艇ラグナロク、発見!』までのつもりです(あくまで予定)。 また長くなるかもと今から不安です。 どんな話かと言うと、ゲームの通りなんですが、少しセリフ&場面紹介を。

『大塩湖』
アーヴァイン「僕の思い人は、この手を必要としてくれないのよね〜」
セルフィ「ゼ〜ル〜、男の子でしょ!ファイトーッ!」




『宇宙空間』
―俺は、リノアを救えないのか……
漂う二人の頭上を、流れ星が流れていく。 ここでも見れるものなんだと、それをスコールは目で追う。 その先に、隕石に隠れていた一隻の飛空艇が姿を現した。

 てな感じです。予告になったでしょうか?(なってないって……)

 このシリーズ、何回続くのでしょうか。エスタへの線路のように先が見えません。
 遅筆で未熟な文章で申し訳ないですが、最後まで書くつもりです。最終話まで付き合って頂ければ幸いです。
 最後に『FF8』とは関係無いのですが、一言……。
 某海賊アニメの、兄ちゃんとリーダーの声、なんで逆じゃね〜んだよ〜っ!!
 ……失礼しました。

2002年3月某日 中村あきら




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