| あとがき |
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まずは、挨拶を兼ねまして…
初めまして(*^-^*) |
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この度は、まよの稚拙文を読んでくださって、ありがとうございます。
それにしても、世間様では、FF9フィーバーですよねぇ(笑)7が出てから、もう3年?
月日がたつのは、早いですなぁ・・・(しみじみ)
実際、これを書いたのは1年以上前なので(笑)、今回SALTさんの石鹸工場様に捧げるにあたって読み直した時には、とても懐かしかったです。
加えて、あー、自分、色んな意味で若かったなぁと思いましたわ、ハイ(爆笑)
でも、どれほど時間が経ったとしても、まよの中ではFF7は決して色褪せる事ない作品なのですよね。
勿論細かく見ていけば、矛盾点や腑に落ちない点も多々(苦笑)ありましたが、まよにとってFF7は別格なのかもしれないです。
と、このままいくと、FF7語りになりそうなので、この辺で止めましょう(笑)
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さてさて、ティファちゃんの完璧なる一人舞台(笑)、『いつも、そこに……』。
これを書こうと思ったきっかけは、FF7のラストを飾るムービーシーンの一幕での、ティファちゃんの切ない笑顔でした。
想いを寄せるクラウドの一番近く(物理的(笑)にも、精神的にも)にいながら、どうして彼女は、こんなに切ない表情をするのだろう?と。
その疑問に答えたのが、まよの生粋のエアリスト(あーんどクラエア)思考でした(笑)
つまり、クラウドの一番大切なものは、自分ではない、自分では、決してなりえないと悟ったから。
だから、彼女はこんな笑顔を見せたのかな〜…、な〜んて、妄想が果てしなく膨らんでしまって。
『わたしなりのティファ』が書きたい!(でもクラエア。笑)
更に、『ティファにとってのクラウド』、『ティファにとってのエアリス』、この二つについても触れたいと思い、
本能の赴くままつらつらと書き連ねた結果、出来上がったものがこれ、というわけなのです。
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まずは、ティファにとってのクラウドですが。
DISC1では、まちがいなくティファはクラウドを意識しながら、自分の気持ちに向き合う事を避けてますよね。
(という風にわたしは感じてました。笑)
まるで、『クラウドは私にとって、ただの幼馴染。』と自分に言い聞かせているような気がします。
それは、彼女が思慮深い性格ゆえでもあるのでしょうが、一番の理由は、彼女が『変化』を恐れたからではないのでは…と思うのです。
もう一歩踏み出せば、幼馴染の二人の関係から、ワンステップ進むことが出来るかもしれない。
でも逆に、そうしたことで、物足りないけれど居心地のいい幼馴染の関係が崩れてしまうかもしれない。
それが、ティファちゃんにとって最も恐れていたことではないかなぁ。
7年前の星の夜に交わした約束、自分のヒーローになると誓ってくれた言葉を『過去』にしたくない。
『過去の想い出』にしてしまうくらいなら…。
淡い恋心の源であり全てである『想い出』を、そのままに閉じ込めてしまおう、と。
だからこそ、ティファのクラウドに対する想いは、あくまでも『恋心』であって、『愛』ではないと思うんです。
両者の違いは、SALTさんが載せてくださったまよの戯言の通りであります。
(管理人注)
『恋』は字の通り、『下心』のある気持ち。
相手の為と言うより、自分の為に動く、そんな想いです。
対する『愛』もまた字の通り、真ん中に心がある『まごころ』の気持ち。
自分よりも何より相手を想い、相手の為に動く、無償の想いです。
ティファがクラウドの過去の矛盾を漠然と気付いていながら、見て見ぬふりをしてしまったのは、『あの日のクラウド』を失くしたくなかったからではないでしょうか。
『自分』にとって、クラウドとの唯一である大切な絆。それを、絶対に失くしたくない。
…つまり、『自分の為』に、彼女は行動していたのです。
でもそれは、ティファの優しさではないか、クラウドの事を想っていたからこそ、過去の矛盾を明らかにすることで、彼を傷つけたくない。
ティファはクラウドに優しい嘘をついていたのではないか!という意見の方がいるかもしれません。(というか、大多数がそうかも…)
先に謝っちゃいます。ゴメンナサイ(笑)
残念ながらわたしは、その逆の思考の持ち主なんです(^_^;)
優しさって、時には凄く残酷なものです。辛い現実で傷いてもらいたくない為に、虚偽で相手を思いやるのも、優しさの一つの形ではあると思います。
でも、優しい嘘に包まれて、嘘を付かれた方は、本当に幸せでしょうか?
時には、残酷であろうと、真実を付き付ける事も、優しさではないでしょうか?
勿論、打ち明ける方も辛い。傷つける事を分かっていながら、言わば意図的に、相手を傷つけるのだから。
相手の痛みも自分の痛みも覚悟しての行動することも、『優しさ』だと思うのです。
どちらが本当の優しさなのか、と、白黒つけられるものではないですけど(時には嘘も必要ですし。笑)
ただはっきり言えるのは、後者の優しさは、前者に比べると、凄く勇気と強さを必要とする、ということです。
でもティファは、こういう形の『優しさ』を知らない。出来ない。
自分の痛みに繋がる事だってできれば回避したいに、更に相手の痛みをも抱えるなんて…
わたしの中でティファちゃんは、本当は精神的に脆くて弱い女の子って言うイメージなので、あのように弱っちくなっちゃいました(苦笑)
対するエアリスは、ティファにとって、色々な面で脅威だったでしょう(笑)
ティファは、エアリスを(精神的に)とても強い女性と思っていたでしょうから。
ティファのエアリスに対する想いは『いつも〜』に書いた通りです。
エアリスの事は友達として大好き。でも、心の奥隅では、自分と違う魅力を持って居る彼女にコンプレックスを感じてしまう…等々。
でも、これは普通誰でも持っている感情だと思います。
エアリスだって、自分とは違うティファに対してなにかしら羨ましさを持っていたはずです。
例えば、ティファの家庭的なとことか、(エアリスは、意外と家事とか苦手そうですよねー。笑)
クラウドとも肩を並べて渡り合える戦闘能力とか(笑)
当事者同士には、判らないものなんですよね。大切なものって、大抵は目に見えないものばかりですから。
なにはともあれ、ED後のティファちゃん
きっと、とてもイイ女になっているとまよは信じてます。
あのティファちゃんが、皆様の目に『イイ女や〜』と映っていただけていれば、幸いです(笑)
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最後に、遅れに遅れに遅れに…遅れた駄文(しかも長い。汗)を快く載せてくださったSALTさんに心よりのお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました〜♪
また、ご機会あったら贔屓にしてくださいね。
ふふふふふ… ←宣伝かい。o-_-)=○)゜O゜)
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