はじめての大垣ロックシティ、平日とあって、全然人はいませんでした。
本日のお目当ては『蟲師』です。マンガが原作のものが映画化されました。
主演はオダギリジョーさんということで、仮面ライダーの人としか認識ないため、少し不安はありました。
何せ原作はとても独特な世界です。テレビで「100年前の日本が舞台です。」と紹介されてましたが、
違ったような気がします。良く似た世界と言った方がいいのでしょうか。
物語は原作のお話をつなぎ合わせてつくられていました。
映画を見る前に、友人から小説を借りて、多少の内容を予習することが出来ました。
ちょっと違和感を覚える点があったので、映画は映画と考えた方がいいんだなと防衛線をはりました。
雰囲気、音楽、映像は、原作にあっていますね。
ただちょっと話が詰め込みすぎで、原作を知らない人には分かりにくいんじゃないかと感じました。
ぬえの江角さんは、ぴったりで、上手に演技されていたのに、
結局なんだったのかさっぱり分からず終いな印象を受けました。
ほんと、もったいない。よい雰囲気につくられていたのに、脚本がいま一つなのが残念で仕方ありません。
作品のことを愚痴りだすと止まらないのですが、
淡幽に対して「好きと言えない」という場面にも、がっかりです。
なんかすごく安っぽい恋愛映画みたくなってしまったのです。
そんな関係じゃないだろうと思っていただけに(それっぽいのは垣間見えるけど、そこまで率直じゃない)、
納得がいきませんでした。
個人的には、オムニバス形式にした方が収まりよかったような気がしますね。
ほんと脚本以外が気に入ったせいもあって、愚痴りたおしですよ。
実際、終わった後、ロックシティ内のドトールコーヒーで愚痴り合いっこしてました。
もったいないねぇと。
もう一度見に行くかというと、首を横にふっちゃうかなぁ。
でも続編とか出来たら、また行ってしまいそうです。今度こそ!とか言いながらね。笑